25' 5/10 - 5/11 週末結果




2025年 5/10 - 5/11 の週末の結果です。




5月10日(土)
・エプソムC(GIII)

1着 16.セイウンハーデス ( 6番人気 )( 指数 7番手 )
2着 04.ドゥラドーレス ( 1番人気 )( 指数 2番手 )
3着 06.トーセンリョウ ( 10番人気 )( 指数 5番手 )



前半1000mは、57.2秒。後半800mは、46.7秒。



■短評■
時期が変わりました、エプソムカップ。
綺麗に揃ったスタート。
セイウンハーデスが、中団やや後方から、直線外目を弾けるように突き抜けて、レコードタイムでの完勝でした。重賞二勝目。体全体を使って、バネがある動きでした。次走以降にも期待がかかります。
ドゥラドーレスが二着。こちらは、華麗なる一族、レガレイラやアーバンシックの血脈です。重賞制覇も近そうです。
三着のトーセンリョウも良い脚でした。




1Fの平均タイムは、11.54秒。
最速上りタイムは、ドゥラドーレス・トーセンリョウの34.1秒。





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5月10日(土)
・京都新聞杯(GII)

1着 08.ショウヘイ ( 5番人気 )( 指数 5番手 )
2着 05.エムズ ( 3番人気 )( 指数 4番手 )
3着 07.デルアヴァー ( 6番人気 )( 指数 6番手 )



前半1000mは、63.3秒。



■短評■
コーチェラバレー、トッピボーンがスタート良くなかったか。
ペースが遅かったので、折り合いが鍵のレースでした。
ショウヘイが馬場の真ん中から、番手抜け出して、重賞初制覇です。馬場がやや重でも、こなしてくれました。ダービーへの切符をつかみました。
エムズは内側で粘って二着。賞金加算できました。ダービーには賞金足りました。
デルアヴァー、トッピボーンも最後猛烈に追いこんできました。




1Fの平均タイムは、12.25秒。
最速上りタイムは、ショウヘイ・エムズ・トッピボーンの33.8秒。






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5月11日(日)
・NHKマイルC(GI)

1着 .パンジャタワー ( 9番人気 )( 指数 3番手 )
2着 .マジックサンズ ( 3番人気 )( 指数 1番手 )
3着 .チェルビアット ( 12番人気 )( 指数 10番手 )
4着 .モンドデラモーレ ( 6番人気 )( 指数 7番手 )
5着 . ランスオブカオス( 4番人気 )( 指数 4番手 )



前半600mは、33.4秒。後半1000mは、58.3秒。



■レース展開■
昨日の雨から一転。晴天の東京競馬場。
三歳最速王決定戦、NHKマイルCです。


一番人気 アドマイヤズーム
二番人気 イミグラントソング
三番人気 マジックサンズ


スタートは全馬見事に決まりました。
が、コートアリシアンが外側に逃げてしまいました。この時点で七~八馬身差はついてしまいました。
先手争いですが、ランスオブカオスが抜け出しています。
しかし、外から一気にヴーレヴーが先頭に立ちます。
アドマイヤズームは三番手。
ランスオブカオスは、その後ろのインで落ち着きました。
近くにはイミグラントソング。
モンドデラモーレは中団の前目。
パンジャタワーはちょうど中団か。
その外にサトノカルナバル。
チェルビアットは同じ位置の内側です。
真ん中にマピュース。
マジックサンズは最後方から二番手。
最後方にコートアリシアン。



ペースが上がる。
四角回って直線、ヴーレヴー先頭。
アドマイヤズーム、トータルクラリティ、ティラトーレが襲いかかる。
しかし、前の集団の勢いがない。
内から、いつのまにかコートアリシアン。
外からは、一気にパンジャタワー。
真ん中からランスオブカオス。
そして、モンドデラモーレ、マジックサンズ。
残り200m。
五頭の争い。
モンドデラモーレ、パンジャタワー、マジックサンズ、ランスオブカオス、チェルビアット。
大混戦。
内からマジックサンズが抜け出す。
しかし、パンジャタワーが外から並ぶ。交わす。
アタマ差で、パンジャタワーが優勝です。
二着は、マジックサンズ。
鼻差三着でチェルビアット。
さらに半馬身差で、モンドデラモーレ。
の大混戦の一戦でした。


結果的に前方集団は全滅。後方から行った馬が上位に入りました。
その中でも前目につけた、ランスオブカオスが五着に入りました。






■短評■

・パンジャタワー
道中は、中団やや後方から追走。直線は外を回って、そのまま突き抜けてきました。前方集団が全滅したので、追い込みがききました。最後の大混戦の中、一歩抜け出しました。東京競馬場は合います。ただ、距離は1200~1400mがよさそうです。タワーオブロンドン産駒、GI初勝利になりました。


最高です。
あまりポジションは考えずにこの馬のリズムで走ろうとレース前は思っていました。
スタートも上手に出てくれていいリズムで競馬できたなと思います。
頼むっていう気持ちで最後は必死に追っていました。
デビューした時から力のある馬だなと思っていましたし、東京で重賞勝ちもして、最後に脚を使える馬ですので、今日もそれを心がけました。
しっかり伸びてくれましたし、まだまだ成長できる馬だと思います。




・マジックサンズ
最後方から、直線一気でした。内側を選んで伸びてきました。距離が短いかなと思いましたが、前が流れたペースだったので、展開が向きました。わずかにアタマ差だけ及びませんでした。惜しかったです。勝利していれば、昨年につづき、皐月賞→NHKマイルカップのローテーションでの優勝になっていましたね。


テンションが高い馬なので、馬混みに入れる形はやめた方がいいと思いました。
狙ったレースはできました。
最後はしっかりと伸びて、あともう少しのところだったんですけどね。




・チェルビアット
道中は勝ち馬と同じような位置取り。内側に入ってました。直線向いて伸びてきましたが、少し狭い所から上がってきました。その分の差だったでしょうか。良い走りができました。


リズム良く走らせたいと思っていたので、あのポジションになりました。
イレ込みがきついところがありましたが、スムーズなレースはできました。
追ってからは反応もしてくれました。
厩舎やスタッフがうまく馬をつくってくれました。今日は運がなかったです。




・モンドデラモーレ
切れる脚ではなかったですは、じりじり伸びてきました。なんとか粘りましたが、前三頭には少しだけ離されてしまいました。やはり安定した成績だけに力はあります。二勝目に期待ですね。


内枠だったので、内々からうまく折り合いをつけて、脚をためてから追えました。
4コーナーもいい感じで前が開いて、レースとしてはうまくいきました。
追ってからのフットワークがもうひと息でしたね。
それが変わってくればもっとやれると思います。




・ランスオブカオス
前方集団で唯一の生き残りでした。タフでした。さすがにこの馬でも、息切れしてしまうペースでした。もう少し抑えられていれば、といった競馬でした。実力はあります。


テンションも程よく、ゲートを出てくれてました。
芝の内外の差がありましたが、この枠なので最内を回りました。
想定のポジションで運べましたが、流れて追走してしまいました。
外から中団にいた馬が伸びていたので、もう少しいいところで走らせたかったというのは、僕のミスです。
このポジションにいた中では5着に辛抱してくれましたし、地力を見せてくれました。




・サトノカルナバル
位置取りの差か、最後の脚か。内側をまわってこれたらよかったですね。最後のポジションでしたら、もう少し切れる脚がないと厳しかったですね。六着でしたが、悪くはない競馬でした。


外枠から好スタートで、(先行馬の)一列後ろに入れて運びました。
道中リズム良く運んで、直線でスペースをつくりたかったので外に出しました。
ラスト400メートルから脚を使ってくれました。




・マピュース
同じくらいの着順内では混戦でした。マイルで速いタイムで走れていましたが、さすがに今回は、その上をいきました。マイルなら勝負になりますが、マイル以外の距離も見てみたいです。最後の直線で寄られました。


できればもう少しポジションを取って運びたかったのですが、今日は一線級の相手で序盤のスピードの速さが違いましたね。
無理に深追いするとリズムが悪くなるので、じっくりと脚をためました。結果的に最後は脚色が一緒になってしまいました。
以前、速い時計で走っているとはいえ、今日はそれよりも速い時計でしたからね。




・マイネルチケット
最後方から、飛んできました。掲示板まで差のない競馬です。一度叩いたほうがよいタイプでしょうか。


ポジションを取れればいいなと思ったのですが、スタートが決まらず、しまいに懸ける競馬になりました。
まだ体が緩い中でも、最後に脚を使ってくれました。これから先が楽しみですね。




・ヤンキーバローズ
後方組でした。こちらは短い距離のほうがよさそうです。


折り合いはうまくつきました。
もう少し攻める競馬をしても良かったと思いましたが、収穫のあるレースができました。
まだ幼い面がある馬なので、これからさらに良くなってGⅠの舞台に戻ってくれればと思います。




・コートアリシアン
スタートが全てでした。あれだけの差がついて、ここまで挽回したので、すんなりスタートできていれば、と思ってしまいますね。


しまいに伸びたのですが、ゲートだけですね。
あんなことになるとは思わなかったです。びっくりしました。




・イミグラントソング
伸びきれませんでした。今回のタイムは、前走の勝ちタイムと同じでした。ペースがきびしかったでしょうか。


1番人気の後ろでいい位置を取れました。
手応え良く運べましたが、坂に入ってからは伸び切れませんでした。
精一杯走ってくれましたが、ラストは加速しなかったです。




・ミニトランザット
12着でしたが、0.7秒差ですか。こちらは距離長いほうがいいですかね。


ポジションを気にせずに、リズム良く折り合い重視のレースをしました。
パンジャタワーが見えるポジションで運んで、グッと伸びたのですが最後は同じ脚色になりました。
まだ成長途上なので、これからですね。




・アルテヴェローチェ
今回は全然でした。ちょっと不可解です。最後外にヨレたのも、バテテしまいましたかね。時計がかかる馬場のほうがよいでしょうか。


前走より落ち着いていました。
前走からゲートが危うくなっていましたが、今日は耐えました。
落ち着いて走れていましたが、最後に伸び切れませんでした。




・アドマイヤズーム
四角回って、二番手。本来のこの馬の力ならば、馬なりのまま加速しますが、伸びませんでした。落鉄とペースの影響でしょうか。


3コーナーから走りがおかしくなってしまいました。
スタートして200~300メートルのところで落鉄していたのでそれの影響が出だしたんだなと思います。




・ヴーレヴー
自分の競馬ができました。この結果を生んだのは、この馬がペースを作ったからです。もっと短い距離なら、別の走りになりそうです。


返し馬から落ち着きがありましたね。
使いつつ落ち着いてきているのはいい傾向だと思います。
レースはスタートしてリズム重視で運ぼうと思ったので、あの形になりました。
いい経験になったと思います。




・ショウナンザナドゥ
速い時計勝負だと厳しいか。成長して、秋以降に期待ですね。寄られた馬で一番不利を受けてしまいましたね。

マイナス2キロで体はギリギリでした。
プランとしては急がずにためる形でした。
位置取りは完璧で馬場のいい所を走って、これで伸びなかったらという競馬はできました。これから成長する馬だし、体がしっかりしてくれば。





・ティラトーレ
鼻出血がありまsた。


距離はこれくらいがいいと思いました。
直線は伸びるところがありましたが。





・トータルクラリティ
時計のかかる馬場のほうがよさそうです。精神的の成長が課題です。


レースでうまく力を発揮できていないですね。
稽古の感じからもう少しやれていいと思いましたが、メンタルが難しいです。







1Fの平均タイムは、11.46秒。
最速上りタイムは、マジックサンズの33.7秒。


・コートアリシアン号は、発進不良〔外側に逃避〕。
・アルテヴェローチェ号の佐々木 大輔騎手は、最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10,000円。(被害馬:12番・2番)
・コートアリシアン号は、発走調教再審査。
・ティラトーレ号は、競走中に疾病〔鼻出血〕を発症。
・ティラトーレ号は、「鼻出血による出走制限」のため、2025年6月11日まで出走できない。



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